別冊図書館戦争２

ということで、感想なんかを。
ネタバレ含むので、隠します。
気をつけてください。

まず、この本に雑誌掲載の「タイムマシン」が載るのは知ってました。
で、タイムマシンの時系列が、結婚前（革命のエピローグ前）みたいだったので、全体的にエピローグ前かと思いこんでました。
やーらーれーたー。
でも、ストーリー変えるのはちょっと反則ですよ、おねいさん。

戻りたいタイミング、運命の出会い→結婚式って。いやもう、勘弁してください。
そこは運命の出会いでも良かったのでは。
郁からしたら、結婚式ではポカ打ってなさそうだし、それなら大ポカ打った運命の出会い（名前も聞かず、顔も覚えておらず）の方が戻りたいのでは。

ともかく、本編について。
ちょっと柴崎可愛そう。
旦那じゃないけど、最後のエピローグ無しで終わっていたら、色々な意味で消化不良だったでしょう。
柴崎のアレは、トラウマなるぞ。
っていうか、共犯の女が怖ぇ。
この人の書く悪役、男より女の方が怖いなー。実際に色々と見てきたから、ってのもあるかと思うけれど。

あと、どうせならカケラ程度でも、タイムマシンその後も書いて欲しかった。
なんていうか、エピローグの式で、緒方が女性連れだっていう程度の描写だけでもあって欲しかった。
でもそこは、望みすぎなんでしょうね。
茨城県展のその後とかも読みたかったけれど、残念です。

他に気になったのは、ブーケって手渡すもんなん？　投げたのを受けた人が、次に結婚するっていうもんじゃなかったっけ。
変わったのかな？　それとも地域差なのかな？　ま、どちらでもいいけど。

とりあえず全体的に満足です。
後はＤＶＤ短編がどんなもんか、楽しみにしておきましょう。